教育について-教育内容
教育内容
21世紀型の教育 これからの時代に、必要な力を育てていく。
アクティブ・ラーニング
思考力を伸ばす「アクティブ・ラーニング」
教員が知識を伝達する従来の授業に対して、生徒が能動的に学習を進める授業をアクティブ・ラーニングといいます。
例えば、一つの課題に対して、生徒同士が意見を交わし合い、解答を見つけ出すような授業方法です。
本校では、基礎学力を固めた上でアクティブ・ラーニングの要素を授業に導入し、生徒の思考力・判断力・表現力を伸ばします。社会で役立つ真の学力を身につけさせると共に、来たるべき大学入試改革に備えます。
手帳教育
目標・計画を通して、自らの未来を設計する
振り返り力の向上手帳を全生徒に配布しています。自分で1日のタイムスケジュールを立てて行動し、見直すことを繰り返して自立心を育みます。目標や計画は自分で“締め付ける”のではなく、勉強でも趣味でも“やりたいこと”ができる時間を作ることが目的です。最初は教員が使い方を指導し、その後は個々のスタイルで管理できるよう取り組んでいます。
「時間通りに行動ができ、忘れ物が減った」「目標達成できたときに○を付けるのが楽しみ」と生徒は有効に活用しています。
I C T 教育
アクティブ・ラーニングを効果的に進め、21世紀に生きるスキルを身につける
全教室に電子黒板を設置し、効率の良い授業を展開
電子黒板に教材を映して、スピーディな授業を展開し、生徒と向き合う時間を確保します。図表や映像を用いて、視覚的にも学習内容の理解を促進。さらに生徒の発表に活用し、自発性を高めます。
タブレットPCを授業に活用
授業の資料写真や映像などを、生徒とより近い距離で見せ、きめ細かく指導をします。また、グループ学習等やアクティブ・ラーニングのツールとして活用し、思考力や表現力を育みます。
校内全域 無線LAN化
グラウンドを含め全ての場所で無線LANが利用可能。必要な時に、タブレットPCから情報を得られ、自学自習に役立てられます。
デバイスパスポートテキスト(DPT)[高1~]
高校生の情報授業で、生徒たちによるICT活用テキストを作成しています。コンピューター使用方法や学校の独自ルールのほか、オンライン上のマナーについても教員が体験談を交えて指導。高校生が作成した小冊子を、中学生にも配布して情報モラルの育成に取り組みます。
グローバル教育
世界に雄飛する人材を育てる
英語力の学習到達目標となるCan-Do Statementsを作成。高等学校卒業時にはCEFR※による指標でB2レベル※を目指した授業展開をしていきます。「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能についてバランスよく学び、英語によるコミュニケーション力を高め、英語で物事を考えることができる生徒を育てていきます。急速にグローバル化が進んでいく現代において、社会をリードできる人材の育成が目標です。
★「話す」技能についてのCan-Do Statements [Speaking]
高3 |
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高2 |
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高1 |
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中3 |
※ALT(Assistant Language Teacher ;外国語指導助手) |
中2 |
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中1 |
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※CEFR(Common European Framework of Reference for Languages;ヨーロッパ言語共通参照枠)は、2001年に欧州評議会(Council of Europe)によって発表された、外国語能力の参照基準です。
※B2レベル(自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる)
全生徒のGTEC for STUDENTS受験
テストを通じて「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能の総合的なコミュニケーション能力を測定します。中1は年1回、中2からは年2回受験し、日々の学習の手応えを得て、目標意識を高めます。高2からは入試活用校の多い“GTEC CBT”を受験します。
オンライン英会話(希望制)
英語ネイティブの外国人講師とインターネットを通して会話し、早期から「話す」技能を磨きます。日本人が英語を学ぶために最適なテキストをもとに、英会話レッスンができます。
宇宙・地球の探究(高1~高2)
ユニバーサルな探究心を目指して
中学の3年間で基礎学力の充実を図った上で、高1からは「宇宙・地球の探究」のプログラムに入ります。宇宙は好奇心の宝庫です。週1回、「探究」の時間に、自然科学だけではなく、人文科学、社会科学、芸術、宗教など、あらゆる切り口から宇宙・地球を学びます。さらに、生徒たちは一人ひとり自分なりのテーマを見つけ、主体的に宇宙・地球の探究活動を開始します。探究の手法を学び、プレゼンテーションや小論文のトレーニングを通して、最終的に論文発表を目標とします。このプログラムを通して、主体的に探究するメソッドを学び、大学に進学してから、また社会に出てから活躍する力を身につけることがねらいです。
宇宙・地球をテーマに主体的に探究する手法を学びます。
外部機関へ学外研修を実施
JAXA、大阪市立科学館、西はりま天文台と連携して学外研修を行います。研究員による天文学の観測実習や、講演を見聞きする場を設けたり、体験学習の実施を予定しています。
宇宙に関わる専門家を招き、講演会を開催
年に2度、専門家による宇宙に関する講演会を行います。宇宙飛行士やロケット開発の話など、多彩な講演内容を予定しています。
放課後個別学習 自分から学ぶ習慣を確立する。
自ら学ぶ姿勢と正しい学習方法を確立
志望する大学が難関であるほど、自ら計画的に学習する習慣と、正しい学習方法を身につけることが重要です。本校では、それらを確立するために、放課後学習を毎日実施。自学自習スペース「Learning Plaza」では、教員とチューターが個別指導を行い、効率よく自習が進められる環境を整えています。
★自学自習スペース「Learning Plaza」は、19時まで開放しています。
個別指導
毎日のチューター制で手厚く指導
英語・数学を中心に、教員とともに四天王寺高等学校出身の現役大学生を主軸として、授業の復習や質問に対応します。また、学習習慣の確立・学習方法の重要性についてなどのアドバイスも行います。
チューターや教員が生活面もサポート
学校生活の先輩でもある現役大学生のチューターや、経験豊富な教員が個別指導にあたる放課後学習。生活面においても、一人ひとりの悩みに耳を傾け、手厚くフォローします。
放課後学習を通じて自己管理力を養う
本校では、クラブ活動や生徒会への参加を推進しています。その中で、放課後学習とクラブ活動を両立するための時間の管理法を身につけ、積極性や自立心を育てていきます。
授業の復習から学校生活のことまで、親しみやすい指導を心がけています。
放課後の個別指導では、個人の得手不得手に応じて、進む速さや分野を相談しながら、授業の復習を進めています。皆明るく真面目で、毎日多くの生徒が自ら残っており、勉強を「させられている」ではなく「進んでしている」という印象を持っています。
また、先生方より生徒と年齢が近いこともあり、学校生活においての悩みも、先輩という立場で相談に乗っています。
在校生 武田 駿君
チューターに質問しながら、楽しく勉強ができます。
「放課後学習」では生徒の勉強スタイルに全て対応できるよう様々なスペースが用意されています。授業中に積極的に質問ができない生徒のために学校の先生はもちろん、大学生のチューターに質問しながら楽しく勉強ができるラーニングプラザ(以下LP)や静かな環境で勉強に集中したい生徒のために私語厳禁の「多目的教室」があり、このスペースは毎日利用可能で大変便利です。またその他に「ASP」※という取り組みがあります。これは成績を効率よく上げるための学習支援プログラムで各教室に週3回チューターが来られ、常に質問ができます。またLPやASPの教室には各教科から毎週更新される「今週のおすすめ」プリントを利用でき授業内容の定着に役立ちます。
※ASP(=After School Program)本校独自の放課後学習システム
個別学習
授業進度に合ったプリントを毎週配布
週に一度、各教科の担当教員が授業進度に合わせて「今週のおすすめ」プリントを作成しています。授業に則した問題から応用問題まで、学んだ範囲を復習できるプリントで、効率的な自学自習を促し、学力の定着を図ります。
今週のおすすめプリント