学校生活について
クラブ活動 - 音楽部
音楽部 音色奏法
( 2016/10/18)
音楽部の顧問をさせていただいていますが、私は吹奏楽経験者ではありますが、合唱は未経験者です。
なので、合唱に関しては、日ごろの練習から副顧問の指導下、生徒と並んで一緒に練習をしています。
先日、合唱曲の候補に挙がっている曲の楽譜を見ていて、困ったことが起きました。
下図の楽譜をご覧になっていただければ、お分かりになられるかと思いますが、歌詞がひらがなの羅列です。
初めて見た楽譜だったのもありますが、どこで区切るのか分からず、言葉の意味も最初は分かりませんでした。
歌っていても、みんな同じところでつまっていたのできっと同じことで困っているのではないかと思いました。
こういう時、生徒と同じ目線に立てるのはありがいたい。(本当は合唱も指導できるようになりたいのですがまだまだ・・・)
そこで、文節で区切って意味を考える作業をし、どう伝えようか・・・と悩んでいました。
そんな中、唯一つまづかずに歌っている部員がいたので聞いてみたところ、音や歌詞に色があるからそれをイメージしたらわかりやすいと教えてくれました。
サウンド・カラー共感覚(sound-color synesthesia:色聴)というのは聞いたことがありましたが、目からうろこでした。そして、和声の訓練の方法のひとつに、音色奏法というのがあり、音楽の中に無数にある和音の特徴を、一つひとつ色のイメージを伴って聴いたり表現したりする練習方法があることを思い出しました。
思い立ったらやってみよう!というわけで生徒が作ってきてくれた歌詞カードにそれぞれイメージを書いてもらいました。
説明は今回のアイデアの提案者である副部長にお願いしました♪
夏休みの活動日に自習時間を設けたりしていましたが、こんなに、静かに集中している姿を見たのは初めてでした。
そして完成した作品を見て、みんなこんな世界を持っているのだと感動しました。
ここからはそれぞれがここはこだわった!というアピールポイントを教えてくれた箇所を撮ってみました。
そして、HPにこの記事を載せることを伝えると2年生たちが載せて良いよ~とこちらを向いて『はい、チーズ』。
元気いっぱいで部活を引っ張っていってくれている2年生たちはこの日も元気でした♪
このあとに変顔も載せて~と変顔をし始めましたが、ノーマルショットのみをお届けいたします。