学校行事・クラブ活動などの紹介
高1 予想問題と学修成果発表会
(2018/05/31)
高校に入って初めての考査でした。
本学年では勉強に対して、生徒が主体的に取り組むために次の事項を行っています。
(1)生徒による考査の予想問題を作成する
今回は数学に絞って、各クラスの数学係が予想問題を1週間前までに作成しました。
それをクラス一人ひとりに渡すことと、他クラス分の問題は教室掲示するようにしました。
(2)生徒による学修成果を発表する
中間考査の最終日(5月25日)の学年集会で、各クラスの総務委員に自らの勉強の取り組み方を発表してもらいました。
画像は、そのときの様子です。内容については、一部割愛していますが主な内容は次の通りです。(文章は生徒の原稿どおりに記載しています)
1組
やる気の出ないときは、5分タイマーで、5分真剣・5分休憩というパターンを何回か繰り返しました。
暗記は、寝る前と朝一の起きた後にやるように心がけました。もちろん、電車でも暗記にとりかかりました。
国語はとにかく読んで、数学は問いを何度も解き直しました。
2組
暗記科目では、色分けを意識しました。
色分けは具体的に、私の場合は日本史や世界史ならば世代・年代等はオレンジ、文化や道具は紫、固有名詞はピンク、人名は緑という具合です。
これは英語の文法にいたっても応用できます。
それはSVOC分けです、Sピンク、V緑、O紫、C水色というように普段から分ける癖を付けていくとはじめて見る英文も色分けを思い出しながら
スムーズに読んでいくことができます。
英単語は黒で意味を書いた後、英語は青で7回、発音しながら書きます。何故かというと、これはとある脳科学者が見つけた記憶量の法則7±2
ということに基づいているからです。マジカルセブンとも呼ばれています。
また、青は最も記憶に残る色だといわれています。
苦手な数学は問題数をこなし、チャートは3回しました。国語は教科書を電車の中で読んで、1日に30分休憩も兼ねて読書の時間をとりました。
自分の好きな作家の本や詩の意味を考えながら、少しずつ読んでいました。
3組
国語では、漢字や文の読み取り方を何度も練習しました。
数学では、問題を何度も解き直し、間違えたところをどのように間違えてしまったのかをしっかりと確認しました。
英語では単語と文の構成を確認しました。結果は、どうなるかわからないけど、基本的な部分についてはしっかりと取れていると思います。
4組
時間を有効活用するために、電車の中では暗記物を徹底的にして苦手な教科の理科や数学は、質問ができるように学校で勉強するように
心がけました。自宅では、課題を終わらせることや、学校で行ったことの復習などをするようにしました。
ただ理科は苦手で思うように課題を進めることができず、少し時間を使いすぎてしました。
他教科も完璧にはできなかったように感じています。
次回の考査も、同じ方法で、且つもっと濃く徹底的に得意科目を増やしていき時間を有効に使いたいです。
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一生懸命発表している生徒の様子をみて、学年団の教師も一層今後の指導に気合が入りました。
今の生徒達の頑張りが、3年後の将来の幅を大きく広げることになると思っています。