学校行事・クラブ活動などの紹介
人権教育研修 『知っておきたい こどものLGBT』
(2016/12/14)
LGBTという言葉を耳にしたことはありますか?
いろんな性別のあり方を「セクシュアリティ」といいます。セクシュアリティが多くの人に比べて少数派の人達のことを「セクシュアルマイノリティ(性的少数者)」といいます。セクシュアルマイノリティのことを最近では「LGBT」と呼ぶことが増えてきました。LGBTとは、L(レズビアン)女性同性愛者、G(ゲイ)男性同性愛者、B(バイセクシュアル)同性を好きになったり異性を好きになったりするひとや相手の性別にこだわらない人、T(トランスジェンダー)身体の性別とは異なる性別を生きる/生きたいと望む人、の頭文字です。
人口の5.2%、およそ20人に1人がLGBT(2012年電通総研調べ)と言われています。
(淀川区LGBT支援事業HPより抜粋)
私学人権などでも、人権教育的な観点からも必要であるといわれており、このたび、教職員対象に淀川区役所市民協働課より中山浩司先生、松山雅彦先生をお招きし、ご講義頂く運びとなりました。
大阪市淀川区役所は2013年9月に全国で初めて行政として『LGBT支援宣言』を発表された行政団体です。
ご講演いただきましたあと、4グループに分かれ、グループワークを行いました。
講義を聴いて感じたこと、学校で取り組めるのはどういうことなのかなど意見交換・検討をし発表をしました。
性とは一体何なのか?とても難しい問題だと思います。
決め付けてしまうことで生きづらい思いをしている人もいると思います。
当事者の方が学校でどうして欲しかったか?といわれると『寄り添って欲しかった』といわれる方が多いそうです。
先回り・誘導することなく、傾聴し、個性を認めていける。決め付けるのではなく、選択肢を提供し、こどもに寄り添うに受け止めることが大切なのだと感じました。