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国語 授業風景
(2015/05/30)
皆さんは「かぐや姫」や「浦島太郎」、「こぶ取りじいさん」、「わらしべ長者」などのお話を知っていますか?実はこれらは、今から約1000年ほど前に作られたお話が元になっています。1000年以上経っても語り継がれているなんて、すごいと思いませんか?!
1000年以上前に書かれた『源氏物語』という有名な作品は、現在でもさまざまな国で出版されています。外国の方のなかには、現代に書かれた本だと思っている人もいるくらいです。日本でも近年、映画化されました。
これらの作品のように、昔の言葉遣いで書かれた文のことを「古文」といいます。現在、中学2年生では、この「古文」の勉強をしています。もちろん現在の言葉遣いとは全然違いますので、古文のルールを覚え、読む練習をしなければなりません。
「古文」には文章のリズムがあります。それを体感するため、何度も声に出して読みます。時には暗唱をすることも……。
「古文」は、「今」と「昔」をつなぐ大切な日本の伝統文学です。中学生の皆さん、私たちが住んでいるこの「日本」をよく知るために、楽しく「古文」を学んでいきましょう。