教育内容紹介 一覧
国語 「授業風景」
(2015/03/27)
国語の授業では、毎回必ず辞書を使用するので、常に机の上に辞書があります。知らなかった言葉や意味があやふやな言葉を調べ、自分の言葉で説明できる能力をつけるためです。皆さんにも、分かっているつもりで何となく使ったり、読み飛ばしたりしている言葉はありませんか?「もっと分かりやすく説明して」と言われたとき、きちんと説明できるでしょうか。
例えば、今日は「真夜中に雪がしんしんと降る」の「しんしん」という言葉を調べました。雪が降っていることを表現する擬態語はいろいろあります。「はらはら」「ひらりひらり」「ごうごう」…他にもたくさんありますが、では、「しんしん」という言葉を使うのは、雪がどのように降っている場合なのでしょうか。皆さん、説明できますか?自信のない人は、さっそく辞書をひらいてみましょう。
言葉の意味を理解し正しく使うことができなければ、自分の気持ちはうまく伝わらないし、相手の気持ちも正しく受け取ることができません。辞書を活用し、どんどん自分の中の言葉を増やしていってください。
また、中学1年生では1年間かけて『竹取物語』を読みました。声に出して読むことで古文に親しみ、独特のリズムをつかむことができます。コラムも面白く、楽しんで古文の知識を増やすことができました。中学2年生では『伊勢物語』を読み進めていく予定です。