学校行事・クラブ活動などの紹介
保健室 「給食」
(2015/03/13)
本校は、『食育』に重きを置いています。
栄養バランスがとれた、できたての料理を食べられるよう、自校式給食を導入しています。
給食時に指導を行うことにより、健康維持と体力増進について、正しい理解と望ましい食習慣を養います。
食物アレルギーについては、管理栄養士・養護教諭が連携し対処しています。
給食は小学校にある給食室で作られます。
生徒が食べ始める1時間前・・・
一足早く教員室に教員の給食が届きます。
1時間早い理由は、文部科学省から学校給食衛生管理の基準という給食に関する取り決めがあり、その中に『学校給食調理場及び共同調理場の受配校において、あらかじめ責任者を定めて検食を行うこと。検食は、児童生徒の摂食開始時間の30分前までに行い、異常があった場合には、給食を中止するとともに、共同調理場の受配校においては、速やかに共同調理場に連絡すること。』と決まっているからです。
生徒が安全に給食を食べることができるよう、給食日誌にある項目に沿って毎日確認しています。
生徒用の給食は大きなワゴンに乗せて教室前まで運ばれます。
真ん中で1組と2組がわかれています。
授業終了後、生徒たちはエプロン・帽子・マスクを着用し、手を洗います。
もちろん真冬の冷たい水でも、きちんと洗っています。
配膳台を準備し、食缶を準備し配膳に取り掛かります。
給食の時間は40分、あまりゆっくりしていると食べる時間が短くなるのでみんなテキパキ動いています。
準備が整ったら、給食当番の先生と合掌し食べ始めます。
まだ中学1年生、野菜が苦手な生徒が多く、野菜の残食率がとても高いので様子を見に教師がまわることもあります。
最初は『えー!いりません!』といっていた生徒たちですが、最近は野菜を食べる必要性をわかってくれたのか『ちょっとだけなら』『これだけはどうしても苦手だから自分で入れる』など肯定的な言葉が増えました。
『先生!今日は自分から増やしました!』など、嬉しい言葉も聞かれ、生徒たちも日々成長しているんだなと実感します。