学校行事・クラブ活動などの紹介
皆既月食観望会
(2014/10/08)
10月8日(水)、日本で見られるものとしては3年ぶりとなる皆既月食がありました。
本校では、自然科学部が主催して希望生徒を対象に、8F天文観測室に設置した口径51cmの大型天体望遠鏡"Miroku"を活用して皆既月食観望会を開きました。
当日は18:30に天文観測室へ入室。一人ずつ順番にすでに少しかけ始めている月を望遠鏡で観測しました。
明らかに普通の満ち欠けとは違い、何かの物陰に月の表面が入っていく様子が観測できました。
火星やベガなど、他の天体も見ながら、皆既の瞬間を待ちました。
そして19時24分36秒、生徒の皆さんのカウントダウンとともに皆既月食になりました。
2012年の金環食の時とは違い、皆既の瞬間に大きな変化が起こるのではありませんでしたが、明るく輝く部分がなくなった後も、
地球の大気で屈折した光のために、月全体が赤く見えていました。