今日は、十七条憲法の十条と十七条について学びました。
十条で大切なことは、
「自分が正しいとは限らない」
「相手が間違っているとは、限らない」ということです。
十七条は、
「自分の考えは、遠慮せずに発表しましょう」
「友だちの考えはしっかり聞きましょう」
そして、
「みんなで決めたことは守りましょう」
これが、「和」の精神なのです。
でも、いつもいつも上手くいくとは限りません。
そこで、
今井先生は、子どもたちに投げかけました。
「意見がまとまらないことがおこります。
その時どうすればいいでしょう。」
子どもたちは、考えました。
「譲合う」
「意見を合体させる」
子どもたちの考えに先生はとても感心してくださいました。
でも、世の中の決めごとの多くは多数決で行われることが多いことも示されました。
「多数決」の決め方には、落とし穴があります。多い意見が正しいとは限らないのです。だからこそ、話し合った上での「多数決」でなければならないのです。
最後に、自分の考えが通らなかったとき、どのように伝えると、自分の考えがみんなの賛同を得ることができるかを学習し続けることが大切であることを教えてくださいました。