後一月もすれば、12月8日、成道会です。
お釈迦さまが、ブッダになられた日です。
今日は、「おさとり」の紙芝居をしてくださいました。
3年生は、3回目の紙芝居です。
子どもたちは、紙芝居を聞いて、何を思うのでしょう。
紙芝居の後、
「お悟りを開いて、お釈迦様は何に気づかれたのでしょう。」
「悪魔の囁きに勝って、お釈迦さまはどうわかられたのでしょう。」
と今井先生は、お聞きになりました。
子どもたちは、考えました。
「死ぬことが怖くなくなった」
「生きることの大切さが分かった」
「動物の死は、次の命につながっていることに気づいた」(輪廻転生)
「1分1時間も大切にする」
「命あるものは、いつかなくなる。しかし、命はぐるぐると繋がっている」
さすが、3年生、そして、3回目。子どもたちはしっかり考えています。
最後に、今井先生がお話ししてくださいました。
死ぬから生きてることが大切です。
限られた命だから、今、その時を大切にして生きるのです。
ただ、厳しすぎる生き方、だらだらとした生き方も良くありません。
丁度中ぐらいの生き方が良いのです。
それが、中道なのです。
お釈迦さまは、それにも気づいたのです。
また、生きとし生けるものものは、みんな支えられて生きていることにも、お釈迦さまは気づかれました。
そして、全てのものは、変わっていきます。だから、今を大切に精一杯生きるのです。
「今を精一杯」
子どもたちの心に強く響いたことでしょう。