国語の学習で日本の古典芸能に触れ、音楽劇を通して「狂言」の面白さを学んでいます。
狂言「柿山伏」は、主人公「山伏」が柿を盗もうとするところを、柿の持ち主「柿主」に見つかり、猿や鳶などのまねをさせられ、自分の罪を覆い隠そうとする姿を面白おかしく描いている作品です。
日本の伝統文化である「狂言」を、この物語を通して理解することで、物語や伝統芸能の面白さ、昔の人々の生き方に気付くことができます。
子どもたちは、狂言の独特の調子のよいリズムを実感し、登場人物のせりふややりとりの面白さを想像しながら工夫して読んでいました。また、「音読劇」にすることで、ただ読むだけでなく、登場人物の心情や言葉の意味を理解して、演じる必要があります。主体的に言葉の意味を調べたり、発音やリズムの特徴を読み取ったりして楽しく演じ、日本文化に触れることができました。