先日,ガレリアコンサートで歌った「精進」について学びました。
「『うさぎとカメ』絵を見て、うさぎは何と言っていたでしょう。」という今井先生の問いかけに対して、
子どもたちは、
「見下している」「自分よりおそいと思っている」
いろいろな考えを出しました。
うさぎとカメが見ていたものの違いについてお話ししていただきました。
ウサギはカメを見ていて、カメはゴールを見ていたのです。
競い合うといことは、誰かに勝った負けたということでなく、
自分が何がしたいか、どうなりたいかが大切なのです。
また、やりたくない、さぼりたいという弱い自分の心に勝つことが大切であることも
お話ししていただきました。
弱い自分に勝てる強い心を持つ人が、自分の道を開くことができるのです。
そして、互いに教え合って、共に伸びていこうとする人が
世の中に出てもいきいきと活躍できるのです。
最後に「精進」をみんなで歌いました。
歌詞の意味も教えてきただきました。
精進とは、仏教のことばで、「自分のために良いことを頑張ります」
「友だちのために良いことをします」
「世の中のために良いことを頑張ります」
ということです。
すなわち、「ブッタの教えを守ることを頑張ります」ということなのです。