今日は最後の「仏教の教え」でした。
子どもたちの心には、いろいろなことが残っているようです。
「極端なことはしないこと。」
「紙芝居がとっても気持ちがこもっていてよかった」
「たくさんの先祖がいて、命のつながりがあったこと」
「お釈迦さまが命をかけて、お弟子さんの命を守ったこと」
1年生から何度も読んでいただいた紙芝居が子どもたちの心に残っているようでした。
最後は聖徳太子が作られた十七条憲法第七条「人各々任あり」について教えいただきました。
「五万回斬られた男」とも呼ばれる、60年以上にわたって時代劇の「斬られ役」として活躍してきた俳優、福本清三さん。
彼は徹底的に斬られ役の道を追究し、その道を極めました。脇役である彼は、主役を目立たせることに全力を尽くしたそうです。
みんなは「どうして、主役の方がいいじゃない?」と思ったようですが、今井先生が「みんなで1つのものを作り上げるとき、自分の任されたことをきちんとやり遂げることで、素晴らしいものが出来上がります。」とお話しされたときに納得したようです。
クラスを作るとき、学校で大きな行事をするとき、自分の役割を一生懸命果たさないといいものはできません。
自分の幸せは、周りの人も幸せではないと、成り立ちません。
自利と利他。
来年からは高学年です。
今回の学びを活かし、委員会や縦割り班活動で活躍してくれることを願っています。