えんぱわめんと堺/SAY(性・生の会)の皆様に来ていただき、ワークショップを実施しました。
≪1年生≫
始めに、プライベートゾーンとそのはたらきについて学びました。
「自分の体は自分の物」で、プライベートゾーンを人に見せたり、触らせたりしてはいけないと、理解することができました。
プライベートゾーンや体を「見せて、触らせて」と言われたり、ふざけて押される・安心しない触られ方されたりする場面に会ったとき、
きっぱり「やめて」「いや!」を伝えることが大切です。
いやなタッチをされた時や、「やめて」が言えなかった場合はどうすればいいのか、
実際にロールプレイを通して、自分たちで表現しました。
「自分の体は自分で守らないといけない。」「いやなことは家族や先生にすぐに相談する。」
「相手に悪いタッチをしないように気をつける。」など
今回のワークショップを通して、子どもたちの心の安心が増えたように感じました。
≪4年生≫
思春期は、4年生ごろから少しずつ始まってきます。
今回は、心と体の変化について学びました。
プライベートゾーンの復習からはじまり、模型を使って性器のしくみや洗い方などを教わりました。
始めは恥ずかしがってた子どもたちでしたが、みんな真剣に聞いていました。
「成長せずに子どものままでいたいな」「高校生くらいまで成長したいな」など、
成長に対する不安や喜びはそれぞれでしたが、
学習後は、わたしたちが生まれたのは奇跡なので、自分の体を大切にしたいという考えを持つことができました。
≪5年生≫
まずメインメッセージとして
「違いを大事にしよう」
ということを教えていただきました。
一人として自分と同じ人間はいません。多様性を理解するには、何よりもまず自分のことを知ることが大切です。
また、「境界線」という話もお聞きしました。
人それぞれ境界線・パーソナルスペースは違います。
状況を見て相手の境界線を判断し、いやな時は主張して自分の境界線を守ることも必要です。
5年生の学年目標である
「COLORFUL 45人45色」
をしっかりと意識し、多様性を尊重できる集団であってほしいと思います。