紙芝居を用いて【ブッタ~お釈迦様の一生~】についてお話していただきました。
ブッタは、生まれてから7歩 歩いて「天上天下唯我独尊」と言いました。「天上天下唯我独尊」とは、「生きているものすべてが、尊い命を持っている」ということです。
ブッタは、「シッダールタ」と名付けられました。しかし、お母さんは7日後、亡くなりました。
シッダールタ(ブッタ)は、「生きることの意味(何のために生きているのか)」「苦しみや痛み」について考えるようになりました。
多くの人が病気になる姿を見たり、食べ物を満足に食べられずたくさんの人が苦しむ姿を見たりしたので、そんな人たちを救うために、お城を出て修行する人たちが集まる森を目指して歩きます。
いばらの原っぱに転がったり、火の中に飛び込んだり体を傷つけるような厳しい修行をしました。この辛く厳しい修行により、身体もやせ細り、疲れ果ててしまい悟りは開けなかったのですが、ある一人の女性(スジャータ)に出会いブッダ元気を取り戻します。
そして、ブッダは、「人々は、つながって生きている。人は一人では生きていけない」ということに気付きました。この話を誰かにお話したいと思い、森で修行をしている人たちを集めてお話をしたのです。
この話に感動した人たちが弟子になり修行が始まります。
子どもたちは、「自分1人では、生きていけないんだ」「みんなは、大切な尊い命がある」ということに気付いたようです。