「仏教の校外学習」は、本校の建学の精神に則り、仏教教育の深化・充実に向けて、本年度より始めた行事です。
お釈迦様や聖徳太子様にゆかりのある場所を訪れ、本物に触れる体験を通して「こころを育む」ことを目的としています。
子どもたちは、これまでに学校で宗教の時間にお釈迦様や聖徳太子様の教えについて学んできました。
今日は四天王寺で体験的な活動を通して、仏教の教えを学びました。
まずはじめに、四天王寺の中心伽藍(ちゅうしんがらん)へ参拝させていただきました。
参拝では、救世観音菩薩が人々の願いや思いを聞いてくださることや、阿弥陀如来が自分たちのご先祖様を極楽浄土でお世話をしてくださることなどを1年生の子どもたちにも理解しやすいようにお話していただきました。
子どもたちは手を合わせて「コロナウイルスがなくなりますように」や「おじいちゃんが天国で楽しく過ごせますように」などそれぞれの願いを伝えることができました。
参拝のあとは、四天王寺五智光院(ごちこういん)の畳を雑巾がけしました。子どもたちは「こんなに広い畳の部屋を見たことがない」「お寺の方は毎日お掃除が大変だろうな」「小ぞうさんになったみたい」とつぶやきながら一生懸命最後まで頑張りました。