10月10日(土)にZoomによるオンライン授業公開を行いました。国語科「ごんぎつね」の学習の集大成として、対話による読みを深めるために、テーマを大きく3つにしぼり、グループに分かれて深掘りしました。
一つ目のグループは、本文全体を通して、作者(新美南吉さん)の生涯を調べ、「彼岸花」の情景描写などから見えてくることを発表しました。
二つ目のグループは、最後の場面の兵十の気持ちを「青いけむり」などから読み取り、ごんと兵十のやるせない関係を伝えました。
三つ目のグループは、「もしもごんが生きていたら」「その後のストーリー」について、さまざまな場面を想定して考えました。
どのグループも、どのようにするとわかりやすく伝えることができるか、また意見や感想をいただくためにどのように投げかけるかを考えていました。
初めてのオンラインでの発表形式で、オフラインのときより相手意識が高まり、言葉を選ぶ話し合いが多く見られました。
授業後、「またやりたい」「番組として作りたい」という声があがりました。
きっと子どもたちの努力と活躍に「ごん」や「兵十」、「新美南吉さん」も、目を細めてうなずいてくれているような気がします。