10月10日(土)にZoomによるオンライン授業公開を行いました。国語科「ごんぎつね」の学習の集大成として各グループでテーマを決め、読みを深めました。各グループ、これまでの読み取りを生かし、鋭い視点で考えを伝えることができました。
1班 「ごんは幸せだったのか。」
最後に兵十に打たれてしまったごん。しかし、つぐないについては兵十に伝わりました。果たして、ごんは幸せだったのか。ごんの幸せ度をメーターを使って視覚的に表現できていました。
2・6班 「結末はあれでよかったのか。」
ごんがうたれて結末を迎えるごんぎつねの物語。読者にとんでもないインパクトを与えます。その結末について、新美南吉さんの生い立ちに迫るなど様々な視点から考えました。
3班 「ごんと兵十とのつながり」
兵十にとっては、ごんはいたずらぎつねであり、ぬすっとぎつね。しかし、ごんは、兵十に対してうなぎのつぐないを献身的に行います。最後の場面でのつながりを本文の描写に従って読み取れました。
4班 「続きのお話を考えたらどうなるか。」
ごんを火なわじゅうで打ってしまった兵十。そのつぐないを今度は兵十がごんに行うというストーリーになっていました。これまでの読みを生かし、想像力豊かに考えることができていました。
5班 「ごんのつぐないは兵十に届いたのか。」
5班の考えはつぐないは兵十には届かなかったというものでした。実はくりや松たけを持ってきてくれていたのは、ごんだったという事実を最後に知った兵十。あまりのショックにごんの想いを受け取れなかったのではないかという考えは、これまでと別の視点を与えました。