5年生では、1年を通して「相手にうまく伝わることを意識して表現する」力を育むため、各教科で、色々な学年に向けて発表する機会を設けてきました。今までは、班や委員会などの友達と力を合わせて発表してきましたが、今回の社会科「日本の環境を守る」の単元では、その集大成として、さらに一人ひとりが自分で責任を持って行動することも課題としました。
湿地の保存に関する国際条約である、ラムサール条約の広報活動親善大使として、日本で登録されている50か所から、一人一か所について調べ学習に取り組み、調べたことを4年生・6年生に向けて広報活動を行いました。
一人ひとりが責任を持って発表にむけて意欲的に調べ学習に取り組みました。また、4年生・6年生に向けて一人で広報活動を行うということで、聞き手の立場になってどのように発表すればよいのかを考え、何度も練習し真っ赤な顔で緊張しながら本番を向かえる児童の姿も見られました。
4年生・6年生には発表を聞いた後に評価をしてもらうことで、自分の発表を客観的に振り返ることができ、次の発表に向けて改善するよい機会を得ることができました。