6月22日と6月24日、四天王寺大学に留学中のユタ大学の学生さんが、5年生6年生との交流会のため来校しました。教室に入ってこられてすぐ給食の時間となったので、はじめは緊張してなかなか話しかけられない児童もいましたが、時間を一緒に過ごすにつれて、英語・日本語・みぶりてぶりを駆使して交流を深めていました。どんどん子どもたちの顔にも、留学生の顔にも笑顔があふれていきました。
6年生は、事前に自分たちが聞いてみたいと思う質問を用意しておき、英語で聞いてみました。中でも What happenes when you cross the border?(カナダとの国境・メキシコとの国境を越えるときにどんなことが起こるのですか。どんな手続きがあるのですか。)という質問に答えてもらった時にはには、「えー!そうなんだー!」と驚きの声が上がっていました。5年生は、3つのトピックに関してアメリカと日本を比べてみました。日本にはない行事がアメリカにあったり、その反対であったり、また似たような行事や習慣がアメリカにもあることを発見できたようでした。
こどもたちはこのグループ活動の時間を一番楽しみにしていました。ほとんどの児童にとって「外国の人と一緒に遊ぶ」というのははじめての経験でした。ことばが違っていても、文化的背景が異なっていても心を通わせることができる、このことを実感できたようです。この経験が最初の第一歩となって、どんどん世界に目を向けていってほしいと願っています。
ふりかえりより:「留学生はほんとうにやさしかったです。いろいろなことを話したり、たくさん遊んでくれてうれしかった!ずっと彼のことを忘れないと思います。」「留学生との交流の中で多少の違いはあるものの、気持ちは日本もアメリカも同じような感じなのかなと思いました。」「留学生とこんなにたくさん話したり、となりにいたりしてまるで実力テストで100点を取ったくらいうれしかったです。」