令和6年12月21日(土)に、講堂におきまして高校3年生の生徒は、高校生活最後の礼拝(らいはい)を修行しました。
礼拝は、本学の建学の精神に基づき、聖徳太子様の仏教精神を学ぶために各学年基本的に各学期に2回行われています。
最初に、半袈裟をつけ、念珠を左手首にかけて起立し、『四弘誓願(しぐせいがん)』をお唱えします。
その後、正座をして『般若心経』などで構成される『四天王寺在家勤行儀』を読誦します。
次に坐禅を修行します。希望する生徒は肩に警策(きょうさく)を受けます。
坐禅が終わったら、各自の保護者の方に(自宅の方向に向かって)感謝の礼をします。
この後、校長先生より高校3年生に向けて、「四天王寺で仏教を学んだ意義」「仏縁の不思議さ」「卒業後も続く人生の中で後からしみじみとわかる仏教の有難さ」などのご講話がありました。
本日で高校3年生の礼拝は最後でしたが、これからも四天王寺学園の建学の精神である聖徳太子様の敬田院設の仏教精神を忘れず、卒業までの日々の生活を有意義に過ごしていきます。